Google AdSnse審査に通るのは難しいと言われていますが、当団のメンバーが12記事で合格しました。この時、審査基準が推測できたので情報公開します。ある程度の文章力さえあれば、12記事でもGoogle AdSense審査に合格することができます。
「Google AdSense」とは、Googleが収入源としている広告サービスのことです。
Googleは、Google AdSenseに登録されているサイトに、Googleが読者に合わせた広告を表示、その表示回数や広告のクリック回数などで「宣伝費」として、サイト運営者に還元される仕組みです。
Googleは広告主より広告費をもらっており、それを掲載してくれるサイトに謝礼を支払うと言ったらいいでしょうか?
新聞広告と比較すると、広告主が新聞社に広告宣伝費を支払って広告を掲載する、読者はそれをみて何らかの反応をする…で終わってしまいますが、Google AdSenseの場合、審査に合格さえすれば、誰もが新聞社になれる、という仕組みです。
要は…
という仕組みです。
そういったビジネスモデルのおかげで便利なGoogle検索や翻訳を使えるわけなので、素晴らしいビジネスモデルです。
単純に収益化を目指すのであれば、SNSと併用することで、Google AdSenseなしでも収益化することは可能です。
しかし、Google AdSenseの審査に合格しているということは、「Google基準で、有料サイトとして認められている」ということになります。これは非常に重要で、多くの人がGoogleによって検索しています。検索からの流入によって自分のサイトを表示してもらうためには、必須と言えるでしょう。
また、「Googleに良質なサイトとして認められている」という、肩書的なものもとも言えますので、良質なブログである証明にもなります。
したがって、ブログのアクセス数を、SNSなどからの流入だけに頼るのではなく、検索エンジンからの流入も確保するためには必須の、バッヂのようなものと考えています。
実のところ、厳密な審査基準は公開されていませんし、どのような方法で審査しているのかも公開されていません。
不合格の場合、Googleからメールが来て、「審査の結果、残念ながら、お客様のサイトは広告を掲載する準備がまだ整っていないようです。サイトに広告を掲載できるようにするには、いくつかの問題を解決していただく必要がございます。」というメッセージと共に、Google AdSense審査合格するための説明ビデオ(YouTube)リンクが送られてくるだけです。
簡単には「有益な情報を書いてね」ということが説明されています。
一般的には、こんなことが言われています。
今回、これ以外に2つのことを追加しました。
それは以下のことです。
よくよく考えてみれば当たり前ですよね。どこにでもあるようなありきたりな情報では、Googleも飽き飽きしているでしょうし、検索する人にとって有用性がありません。
また、広告主が広告を出したくなるような表現がされているサイトには、広告を出したくないですよね。
そこで、当記事では、上記、10個の項目について、具体的にどのようにすればよいかについて、説明していきたいと思います。
当団としては、情報発信というのは、「困っている人を助けるためのもの」というように考えていますので、何かに困って、或いは何かを知りたくて検索する人と、広告を出して効果を出したい広告主の双方を満たす解を満たせばよいだけと考えています。
これで、月50万PVぐらいは行けると思います。それ以上を求めるならば、さらに「役に立った!」という満足度を双方に受け取ってもらうようなサイト作りをする必要があるかと思います。
今回、12記事でGoogle AdSense審査に合格したサイトは以下のサイトです。
アニメ、ノベル、コミックに特化したサイトです。
アニメ関係を検索して頂ければわかるかと思いますが、無料ブログでかなり飽和状態です。したがって、少々、他サイトとはことなったアプローチをすることにしました。
リサーチしてみた結果、「ネタバレ」するか「ネタバレなし」のサイトが多く存在しましたので、「ちょっとだけネタバレ」ということで差別化を図ることにしました。
ブログはWordPressで構築、テーマは、THE・THOR(ザ・トール)という有料テーマを使うことにしました。
有料テーマを使用することにした理由は、競合、いや、強豪と言ってもいいのですが、ライバルの多い難しいジャンル狙いだったのと、サポートやユーザーフォーラムがあるということで、情報が多いということからです。
無料テーマはサポートが無い、情報が少ない、Google検索エンジンのアップデート時も、必ずしもバージョンアップされるとは限らない、そしてなによりも、使ったことがないものを使うのは面白い!という理由で、WordPress有料テーマ「THE・THOR」を採用することにしました。
また、「THE・THOR」の場合、1ライセンス購入するすれば、複数のサイトに適用しても問題ありません。この点はSWELLも同じだったのですが、派手でクールなデザインがいいということで、「THE・THOR」を使ってもらいました。
「THE・THOR」は、「圧倒的にSEOに強く・上位表示されやすいWordPressテーマ」というのが触れ込みで、ユーザー登録しておけば、テーマを自動更新してくれますので、おすすめです。
早い人で、3日程度、長くて2週間程度と言われています。
実際、今回の新サイト立ち上げででは2週間の期間を要しました。また、一度、審査に落ちていますので、2週間+3日程度を要しました。
これは推測ですが、Googleは、いきなり人間がサイトをチェックしているのではなく、キーワードや文章をAI判定し、まずは機械的に選別を行い、問題があれば、即却下、重大な問題がなければ、人間による確認が行われると考えています。
したがって、AI判定を通過し、その時点で、十分な記事数、良質な記事がそろっていれば、数日で合格判定のメールが来ます。
なかなか合格判定のメールが来ない場合、記事としては良質と判定されているが、記事数が足りない、或いは、あともう少し改善が欲しい、という状態と理解してよさそうです。
それでは本題に入ります。先ほど、「10のポイント」を挙げましたので、それにそって、具体的に堂宇すればよいのか説明していきます。
独自ドメインじゃないと、はっきり言って無理です…いや、独自ドメインを取得しなくてもGoogle AdSense審査に合格する方法はあります。これについては、いずれ実証実験をしたいと思っています。
独自ドメインを取得する場合、多少の費用が掛かり、また、独自ドメインを取るということは、レンタルサーバーと契約する、或いは無料ブログサービスから有料オプションにアップグレードする必要があります。
思いっきり安く費用を押さえようと思えば、年間、6千円程度まで抑え込むことが可能ですので、思い切って、独自ドメインは取得してしまった方が良いです。
理由としては、仮に、無料ブログサービスでGoogle AdSense審査に合格したとしても、無料ブログサービスが終了したら、それまでの積み重ねが水の泡になってしまうからです。
ドメインには、パワーランクというものがありまして、優良な記事を多く発信している、優良サイトからリンクされているなどの要因でパワーランクが決まってきます。これは、ドメインに対する評価なので、ドメイン名が変わってしまった時点で、仮に記事をすべて以降したとしても、半年以上かかっても、パワーランクが戻ることはありません。
実際、始祖も、以前、ぷららの有料ブログサービスを契約していたのでですが、終了してしまい、新しく独自ドメインのブログサイトを立ち上げたのですが、元のアクセス数にもどるまで、少々時間を要しました。ただ、記事数が3,000以上あったので、比較的早く検索上位表示されるようになりました。
ブログでいきなり記事数3,000というのはなかなか無いと思いますので、やはり、基本は独自ドメインを取るべきでしょう。
「YMYL」とは、「Your Money Your Life」という意味です。お金…例えば、FXなどのサイトで露骨に、「お金が稼げる」ということが書かれている内容のサイトや、「人生、命、医療」に関わるような内容のサイトはGoogle AdSense審査合格しづらいと言われています。
理由としては、「結果をコミットできない情報」になってしまうからです。例えば、FX等の投資サービスで言えば、、「各種FXサービスを比較するようなサイト」であれば問題ないありませんが、「FXで儲かる」といったサイトの場合は不合格になる確率が高いです。
これは数年前から追加されていると思われる項目です。
簡単に「SSL化」を説明すると、URLが「http://~」ではなく「https://~」という状態になっていることです。セキュア(安全)なサイトであるという証明です。ブラウザでサイトにアクセスすると、「このサイトは安全ではありません」と表示されるサイトがあるかと思います。
SSL化されているサイトの場合、パソコンやスマホに送られてくる情報は暗号化され、また、逆にコメント記入など、サイトに情報を送る時も暗号化されます。
最近は、メジャーどころのレンタルサーバーであれば、たいてい、SSL化オプションがありますので、問題ないでしょう。
反社会的なこと、強く政治的な思想が書かれているようなサイトの場合、Google AdSense審査は不合格になりやすいと言われています。
理由は簡単です。「広告主が広告を出してほしくない」からです。反社会的な広告って、そもそもありませんよね。あったとしても、Googleも企業ですから、企業イメージ維持のため、断ると思います。
微妙なラインで、アダルトなサイトがありますが、Googleの広告の中に、アダルトジャンルもありますので、ほどほどの内容であればGoogle AdSenseに合格する可能性があります。
これは当たり前と言えば当たり前です。今回、Google AdSense申請をした新サイトは、アニメ、ノベル、そしてコミックの感想を書くサイトですので、ちょっと判断に苦しんだところです。
無料ブログなどで、結構、これはもう著作権違反では?というレベルで、スクリーンショットが多数貼られていて人気になっているサイトが多数ある中、どのように独自性をだそうかと悩みました。
というのも、例えば、アニメやコミックのスクリーンショットを貼った場合、文章の量とスクリーンショットの枚数の割合で、「著作権を犯している」と判断されているケースと、「著作権で定められるところの引用に当たる」という2つの判断がありまして、これが厳密には定義されていないのです。
したがって、今回は、文字数、及び、YouTubeのプロモーションビデオを貼ってもらうことで勝負してもらうことにしました。
普通の日常生活系、或いはビジネス系などのブログでは、フリー素材がありますので、それを使えばいいのですが、アニメやコミックの場合、そうはいきません。
とあるGoogle AdSenseに合格する指導をしているセミナーの情報から、各記事の文字数は、おおむね、3,000文字程度ということを得ていましたので、画像無しというハンディを埋めるため、1記事、5,000文字程度のボリュームで、また章立てにこだわってもらうことにしました。
サプリメント系のブログがやってしまうミスなのですが、「このサプリメントを飲むと、病気が治る」といったような内容のブログは、薬事法に違反していますので却下されます。もし、サプリメント系のブログを書くとすれば、「このサプリメントを服用したら、私はこうなった」というような、体験談という形で記事を書く必要があります。
あくまで、結果をコミットしてはいけません。
今回、新しく作ったサイトは、これについては全く関連がありませんので、問題ありませんでした。
いくつかのコンサルティングサービスを見てみましたが、おおむね、30記事以上、各記事は3,000文字以上というのが、Google AdSense審査に合格しやすいラインのようです。
ただ、あるコンサルティングサービスで、「6~10記事」でGoogle AdSense審査に合格しているところがあったので、研網奉団の実力を試すため、今回は少ない記事数でチャレンジしてみました。結果として12記事になってしまいましたが、かなり好成績だと言えます。
よく、子育てブログがGoogle AdSense審査に合格しやすいと言われていますが、理由は「独自性」を持たせやすいからです。
子育ては、各ご家庭が苦労した十人十色の記事になりますから、自然と「独自性」が保たれます。その他のジャンルでも、ブログを書いている人独自の体験談が含まれているようなものであれば、Googleから、独自性のある記事と判断され、有用な情報=読者に役立つ情報として好まれると推測しています。
また、子育ての場合、多くの広告主が広告を出しやすく、スマホが普及している現在、親御さんたちは、ちょっと困るとスマホですぐに調べます。こういったことから、子育てというジャンルは、各御家庭の経験値になりますので、独自性のある有用な情報になります。
さて、ここで困ったことに、今回、立ち上げてもらった新サイト、主軸はアニメです。
そこで、ネットでリサーチしてみたところ、アニメを主軸としたブログは、おおむね「ネタバレサイト」と「ネタバレ無しサイト」の2極化していることがわかりました。リサーチは大事なので、ネットで検索するだけでもいいので、どんなサイトが上位に表示されるのか、あるいは、どんなキーワードがサジェストされるのかを調べてみるといいでしょう。
新サイトでは、これらの中間を取って「ネタバレ少々、これを読むと本編を観たくなるサイト」というコンセプトにしてもらいました。
さて、ここからはあまり他のサイトでは書かれていないことですが、推測では、Google AdSense審査、まずはAIでチェックし、その後、人間がチェックしていると思われます。従いまして、わかりやすく「他のサイトとはちがう」ということを、嫌味なく主張する必要があります。
これについては、本記事の後半で、具体例で説明します。
抽象的ですが、これはもっとも大事なことです。Googleは、広告収入で成り立っている会社ですから、広告主が嫌がるようなサイトに広告を出してしまった場合、企業としての信頼性に関わります。広告企業としての信頼性を失えば、広告主からの依頼がへり、Googleの収益に関わってきます。
したがって、各記事を、Googleが広告を出しやすいような展開にする必要があります。
それでは、ここまでの内容を踏まえて、Google AdSense審査に合格するまで、どのようなことを行ったかを、具体例で説明します。
Google AdSense審査に合格するためには、見てくれはそれほど重要ではないのですが、情報へのアクセスがわかりやすいことが要求されます。
この点は、今回、WordPress有料テーマの「THE・THOR」を使用していますので、特に問題ありません。
しかし、最低限、以下の固定ページが必要です。
ここで、彼はちょっとしたミスを犯します。なんと、サイトを構築した時点で記事数ゼロのまま、Google AdSense審査の申請をしてしまいました。
これは少々きついです。彼曰く、「どうせすぐは見てもらえないだろうから、記事をだんだん増やしていく過程を見てもらった方がいいと思って」とのことでしたが、いくらなんでも早過ぎます。
致命的ではないのですが、Google Adsense審査の期間を長くしてしまう要因になります。
短期間でサクっとGoogle AdSense審査に合格したければ、数記事書いた後、Google Search Consoleを使って、3記事以上、インデックスされていることを確認してから申請した方が、スムーズに短期間で合格できると思われます。
Goolge AdSense審査では、記事更新頻度も重要視されていますので、申請したからと言って、そのまま放置するのではなく、3日に1記事程度でいいので、良質な記事を投稿し続けてください。
ここでいう良質な、というのは、ここまで書いた条件を満たした記事で、おおむね3,000文字以上、著作権などの問題を抱えていない記事、独自性・有用性のある記事ということになります。
Google AdSense申請をして2週間後、7記事公開した時点でGoogleから不合格のメールが来たとの相談を受けました。
そこで、先の一般的に言われている項目にプラスして、2つの要素を組み込んでもらいました。既にGoogleにて人間がチェックしているフェイズと考えられるので、審査員の方々に明確なメッセージを伝えるためです。
アニメ感想サイトということで、飽和しているジャンルですので、差別化するために「ネタバレ少々、これを読むと本編を観たくなるサイト」というものがありましたので、これを、明確に記載するようにしました。WordPress+THE・THORの場合、再利用ブロックという機能が使えますので、簡単に追加することができます。
具体的には、以下のような文言を追加してもらいました。
一般的な感想サイトと違い、ネタバレは控えめにしたまま作品の魅力をお伝えし、この記事を読んだことで思わず観たくなる/読みたくなるような感想レビュー、登場人物の魅力、その作品が与えてくれる気付きなどを紹介しています。
彼は、「無料で観ることができる」ということを強調していたのですが、これでは、広告主もあまり広告を出したくないでしょう。
そんなわけで、記事の締めの部分で、以下のような文章でまとめるよう指導しました。
アニメはAbemaで観ていることが多いのですが、実は「〇〇」というアニメが好きです。ところが、数ヶ月前、Abemaから削除されちゃったんですよね…
そんなわけで、気にいった作品であれば、DVDやブルーレイの購入をお勧めします。〇〇〇〇の、第1巻が〇〇〇〇年〇月〇〇日発売予定となっています。全巻購入特典で、「キャラクターデザイン・描き下ろし全巻収納BOX」がもらえるとのことです。
〇〇〇〇〇〇等では独自特典もありますので、要チェックです。
これを思いつくのに数日を要したので、その間も記事追加を進めてもらいました。
本音のところ、ペース的に考えて、あと2記事で十分だと考えていたのですが、アニメの最終話のタイミングがあり、本人の希望で結局5記事追加した時点で、Google AdSense審査の再申請することになりました。
研網奉団の実績として、「9記事でGoogle AdSense審査合格」の方がインパクトがあってよかったのですが、やはり、書きたいことを書きたいタイミングで書くのがブログの基本ですから、そこは本人の意思を尊重しました。
あっけなく、翌日夕方には、Google AdSense審査合格メールが到着したとのこと、祝杯を上げました。
よくよく第三者的に考えればすべて当たり前のことですが、要は、読者が有益で良質な情報を得られるサイトである、読者ファーストであることが一番大事なことです。
読者ファーストじゃないブログに、広告主は広告費を払ってまで広告を出したいと思いません。
低品質なサイトに広告を出しても、広告費ばかり消費して、効果が得られませんから。
それでは、繰り返しになりますが、なかなかGoogle AdSense審査に合格できないという方は、以下の10ポイントを満たしているか、もう一度、ご自身のブログを見なおしてください。
それでは、良質な情報でインターネットが満たされる日を夢見て、本記事の締めくくりとさせていただきたいと思います。